|
SHISEIJOHO
基地問題・原子力空母関係の市政情報
(2010/2/23)
横須賀市は、2010年2月18日に行われた在日米海軍司令官と横須賀市長との定例会談について、
市のオフィシャルサイトに発表しました。第5項に記された「ジョージ・ワシントンのメンテナンスについて」は、
現在進行中の「修理作業」について重要な内容に触れていますので以下に引用します。
5 ジョージ・ワシントンのメンテナンスについて
レン在日米海軍司令官より、ジョージ・ワシントンのメンテナンスの概要について、別紙のとおり説明があった。
(吉田市長)
・ジョージ・ワシントンのメンテナンス作業について、今回、このように説明していただいたことに感謝している。
・今回の内容については、議会、市民に知らせていきたい。
・安全管理については、米側においては、既にしっかりと対応していただいているとは思うが、改めてよろしくお願いしたい。
・今後についても、ぜひこのように情報提供をお願いしたい。
(以下、別紙)
1 今年の1月(1月11日頃)から昨年と同様にGWの定期メンテナンスが始まった。メンテナンスの終了時期については、米海軍は明らかにしない。(米海軍はオペレーションのプログラムは明らかにしないが、昨年と同様という点から予測すると、5月位までメンテナンスは続けられると予想される。)
2 メンテナンスの内容は、通常のメンテナンスの範囲であり、原子炉の修理、燃料の交換は行われない。
3 今年の1月から、ピュージェットサウンド造船所から、従業員が来日している。(従業員数は、月によって変化するが、1月〜4月の間は、500名〜650名が来日する。)昨年(500名〜600名)に比し若干人数が多いのは、昨年はGWの整備を本国で実施した後に、横須賀に入港したためである。今後は今年の人数が基礎となると思う。
4 GWのメンテナンスについては、機密保持という点から「特別管理区域」等を設けている。特に、「特別制限区域」については、許可書(パス)を携帯した米国人しか立入ができない。(日本人従業員は作業を行えない。)
米海軍としては、なるべく多くの仕事をSRFの日本人従業員に携わってほしいが、機密保持という観点から、毎年、ピュージェットサウンド造船所の従業員が来日して、メンテナンス業務に携わる。
5 3つのバージ船(台船)は、メンテナンスのオフィスとして使われる。メンテナンス期間中は、機密保持のために特別制限区域となるが、バージ船の中では放射能作業は行われない。メンテナンス終了後は、バージ船のメンテナンスは、日本人従業員が行っている。
6 ピュージェットサウンド造船所の従業員は、76%が横須賀に宿泊する。(昨年は6割)最大で650名が横須賀に来日した場合、500名は横須賀に、残りの150名は横浜に宿泊する。
|